【はさみの選び方】柄2(選ぶときはどうすれば?)
こんにちは。 オオタです。
このレポートは、基本的に冗談です。
真面目な方は、見ない方がよろしいかと存じます。
もし読むなら、アホになって見てくださるといいかも知れません。
では、アホになる呪文を!
「1、2、3」
みなさん!
えーですか?
えーです。
柄(え)、ハンドルについて②です。
特徴や使い勝手について。
1.オフセット(Off-Set)
オフセット
○人間工学的に親指をスムーズに動かしやすい。
○安定して開閉ができる。
○静刃をびしっと止められる
7インチ以上の大半は、すべてこのタイプです。
○見た目が派手。
2.メガネ
○力学的に力を有効に伝えやすい。
(てこの原理です。つまり、小さい力で軽く切れます。)
○自由度が大きく、特殊なカット技法ができる。
○安定しない代わりに自由度がひろがります。
(縦にふったり、横にふったり、、、可動域は広くなります。)
○見た目がシンプル。
3、じゃあ、選ぶときのポイントは?
「じゃあ、選ぶときどうすればいいの?」
3-1.働いているサロンで決まってしまう場合
(お店に尊敬できる先輩がいる場合など)
その先輩にアドバイスをもらってその通りにしましょう。
学ぶものにとって、素直な気持ちは大切です。
(技術指向の強いサロンにいらっしゃる場合)
サロンの方針に従うしかありませんね。
「うちはメガネだから」とか・・・言われることが多いと思います。
技術指向の強い美容室の場合、メガネ率は高いです。
で。
そんなサロンでなかったり、そんな先輩がいなかったら、、。
迷ったら、メガネは、やめて、オフセット!
3-2.早くデビューしたい!デビューさせたい!
・動刃のみを動かし、静刃をぴたっと止める、、、
・そして、ぶれることなく安定させて開閉する、、。
これを早くできるようになるのは、オフセットです。
また、、
「アタシ、ぶきっちょで、、、うまく動かせないから、、、」なら
メガネでなくて、オフセットがいいですね。
3-3.肩こり、腱鞘炎ぎみ、、、の場合
確かにオフセットの方が動かしやすい形状をしているので、疲れにくいと思われます。
しかし、腱鞘炎などの場合、切れないハサミをつかっている可能性があります。
オフセット、メガネなど柄の違いでは、ないと思われます。
個人的には、100%切れないハサミを使っているからだと思っています。
それは、「切れなくなると、肩がこる」「指が痛くなる」「疲れる」という声を聞くからです。
そして、研ぎの頻度が高い方から、「昔切れないハサミを使って腱鞘炎になって、仕事ができなくなったことがある」という声をよく聞きます。
ちなみに30歳代後半から40歳代は要注意ですよ~!!)
3-4.オオタならどうよ?
僕が初心者の1本目のシザーを選ぶなら、メガネです。
その理由は、
メガネで慣れれば、オフセットも使えるからです。
(オフセットで慣れた場合、メガネはなかなか使いにくいようです。)
2本目なら、手に取った感覚で決めます。
ぶっちゃけ。どっちでもいいと思います。
4.注意することは?
4-1.特殊なタイプは、慎重に
↑こういうひねられたオフセット
すごく持ちやすいです・・・
が。
僕も好きです・・・
が。
買っていただいたこともあります・・・
が。
初めてのシザーであれば、確実に、変な、クセがつきます。
なので、
できたらやめたほうが・・・
慎重に選んでください。
ヘネシー
そのほかにこんなのもあります。
↑ヘネシータイプとか、呼ぶものです。
持ったときにひじを上に上げなくて、ラクです。
ラクな代わりに技術の幅をせまくさせてしまう可能性があります。
それを承知の上、慎重になってください。
4-2.カタログを見て
現物を見たほうがよいです。
いや。
現物を見ないで買ってはいけません。
いやいや。
現物を見ないでゼッタイカッテハイケマセン
見てながめるだけの観賞用だったり、
週に一度しか使わないとか、、
そういう方は、ヤフーオークションにいろいろハサミが出ています。
それを落札されるといいと思います。
つづく。