【はさみの選び方】鋼材2(ステンレス、カーボンについて)
こんにちは。 オオタです。
このレポートは、基本的に冗談です。
真面目な方は、見ない方がよろしいかと存じます。
もし読むなら、アホになって見てくださるといいかも知れません。
では、アホになる呪文を!
「1、2、3」
ヤフオク(ヤフーオークション)を見ました。②
5000円くらいで理美容のシザーが落札されていた・・・説明には、
このハサミは、当社オリヂナルの鋼材SUS440cは砂鉄から作られています。
理美容のシザー専用に開発されたステンレスカーボンの合金です。
もっとも高価なステンレスを利用しておりますので、返り刃が出ず切れ味が永遠に持続します。
と書かれてました。
また、2文めを解説してみたいと思います。
理美容のシザー専用に開発されたステンレス カーボンの合金です
(1)理美容シザー専用に開発
刃物の鋼材屋さんって、カミソリとかドリルとかの鋼をたくさんつくっています。
シザーよりもたくさん。
なんてったって、使い捨てだし。
最近の5枚刃とかってやり過ぎのような気がするんですけど。
それからみると、理美容のシザーの割合ってとても小さいです。
しかも、求めるこことが、たくさんあって、、
よく切れて、、、
とってもよく切れて、、、
ながきれ、、、
ということで、 生産量が少なくて、品質にきびしい鋼なんです。
しかし!!!です。
440Cがシザー専用に開発された鋼材かというと、そうではない思います。
と書いてしまうと、問題があるので、
どうなんでしょうか?
高級刃物用として開発してナイフなどに使ってみて、良さそうだから、シザーに使ってみて、良かった・・・ということは考えられないでしょうか?
そんな感じです。
(2)ステンレス
ステンレスの言葉の意味は、「ステン」+「レス」です。
ステンは、サビです。
レスは、「ない」という意味です。
ということで、 ステンレスは、サビないという意味です。
しかし厳密には、さびにくい程度です。
パーマ液漬けなら、100%にさびます。(^v^)
③カーボン合金
ご存知だとは、思いますが、 シザーは鉄から出ています。
(たまにセラミックとかあるけど、、、)
この鉄はさびないステンレスです。
このステンレスは、研ぐときれるようになる刃物です。
同じステンレスでも、研いでもきれないものがあります。
カップ焼きそばをつくるときに、お湯を流すとバコッと言う音がする流し台とか。(^v^)
では、刃物と流し台のステンレスで何が違うか?
カーボンの有無です。
カーボン有が刃物。無が流し台。
刃物はすべてカーボンが入った合金です。
ちなみにカーボンのことを日本語で、炭素。
鋼の材料を、炭素鋼(タンソコウ)と呼ばれてます。
なんか炭素鋼って、かっこいい響きですよね。
↑そんなオチかいっ(笑)
おわり。