TSK 6.5インチオフセット
ハンドルには、いろいろな種類があります。
今回は、オフセットで、長めのものどんな特徴なのでしょうか?
TSK 6.5インチオフセットを研ぎました
ハサミDATA
6.5インチくらいのオフセットのカットシザース。
刃はハマグリ刃の柳刃。
ネジは出っ張っていますが、裏はマイナスネジでとめられています。
ハンドルは、ラクダの長めのオフセット。
はさみ職人's EYE
ハンドルの長さについて
このハサミは、ハンドルが長めです。
くどく細かく表現すると、ネジの中心から、ネジに近い指穴の内側までが長いのです。
ハンドルが長いと、てこの原理が良く働きます。
てこの原理は、シーソーで説明されますが、中心付近よりは遠くのほうが、重たいものでも押す力が強くなる・・・ていうヤツです。
たしか、中学のときの大谷先生が「軸となる支点から力点までの距離が長いと、作用点に力が強く伝わる」って言ってた気がします。
気のせいかもしれませんが(笑)
つまり、ハサミとって
ハンドルが長いほうが、力が強いわけです。
やさしく切れるはずです。
反面、長いハンドルなので、指を大きく動かす必要があります。
逆に短いと、力がないので、
力を入れて切る必要がありますが、指を大きく動くかさなくてもいいので、小さい手にはグットですね。
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