S2を研ぎました。京都はさみ職人

今回のハサミは、同じメーカーの6インチのハサミです。
ハンドルも同じメガネで、ネジも同じ埋め込みタイプのハサミでした。

鋼材と作りが若干違いました。
しかし、同じようなハサミでも、刃が細いか太いかで切れ味が変わるというお話です。

太くなるにしたがって、柔らかく切れます。
これは若干毛が逃げているからで、柔らかく切れるように感じます。
もちろん、逃げすぎると使い勝手が悪くなってしまいます。

逆に毛が逃げないハサミの場合は、硬く切れるように感じます。

直刃と笹刃の関係に似ていますね。
刃線が笹刃になるほど、柔らかく切れますが毛が逃げやすくなるものです。