OK MAX A SS41を研ぎました。京都はさみ職人

41目のセニングです。

ＯＫのセニング。

ＯＫらしい、雰囲気がありますね。

櫛の目数が41。

40目ではなくて、41目です。

かなりめずらしいです。

裏側から。

41という数字が刻印されています。

一般的に二桁の数字がハサミに刻印されていると、製造の番号です。

昔のハサミに多いです。

例えば、1回の製造で、一度に100丁したとして・・・

100の動刃

100の動刃のハンドル

100の静刃

100の静刃ハンドル

100のネジ

を用意します。

それで動刃と静刃の組み合わせを一対にするように、Ａ：A’とわかるようにします。

例えば、動刃に11と刻印して、静刃にも11と刻印して、それぞれ仕上げて、動刃11と静刃11を組み合わせるという作り方です。

理美容のハサミの場合、1丁２丁と特別につくることもありますが、50丁とか100丁とか、、12丁（１ダース）単位でつくることが多いです。

で

このセニングの裏側に「41」とありますが、

製造番号なんだぁ・・・と思って櫛を数えたら、41目だったって話です。

40目というのは多いですが、41目というのはかなりレアもの・・・

どんな効果があるんですかね。

たぶん、

櫛を40個つくろう！

あれ、41個になってしまった！

ん～。

それはそれで、まあいいんじゃないか！

っていう話かと思います。

別に40が正解で、41が不正解ということもないので、41目は個性としていい感じです！！！