MEGABLADE 6.5インチオフセット
「180℃TREATMENT」ってなんでしょう?
まさか、180℃なんていう温度のトリートメントではないでしょう。
もしそうだったら、熱い、、、やけどです!
いやそれどころか、拷問ですね。
MEGABLADE 6.5インチオフセットを研ぎました
ハサミDATA
6.5インチ、オフセット。
刃は段刃の直刃。
ネジは出ているタイプ。
ハンドルはオフセットです。
ある問屋さんの企画品のハサミです。おそらくドイツ製ではないでしょうか。
特徴は刃が柔らかい感じ。
ヒットポイントが外れやすいです。
はさみ職人's EYE
180℃のトリートメントとは。。。。
申し訳ございません。
正直わかりません。
しかし、想像はつきます。
恐らくハガネをつくるときに関係する数値だと思います。
180度ということから・・・アレかもれません。
ハガネとは、
そもそも、ハガネって何?
ハガネって、鉄なんですが、ちょっと違う鉄なんです。
鉄を加工したものです。
鉄を熱くしたり、ハンマーで叩いたり・・・そんな風にしたのが、鋼です。
で。
180℃という温度に関係するのは、この熱くするときに関係がありそうです。
鋼の作り方1
鉄を熱くする。
テレビや写真などで見たことがあるでしょう。
赤くなっている状態です。天気のいいときの夕焼けみたいな赤です。
このとき1000℃くらいです。
鋼の作り方2
冷やす。
人が手でさわれるくらい冷やします。
水を使ったり、油を使ったり、いろいろノウハウはあります。
この状態は、硬いがもろい。そうです。
鋼の作り方3
もどす。
焼き戻しっていうやつです。
このときの温度は、1000℃とかではありません。
180℃とかです。
この焼き戻しをすると、粘りがでてくるそうです。
粘りとは、曲げても折れない・・・そんなイメージをしてください。
これで、鋼ができあがりです。
これを削りだして、ハサミにするんですねぇ・・・(^.^)
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