KIKUI60
KIKUI60です。
今回は高橋さんのハサミです。
シンプルなメガネの6インチです。
高橋さんいわく「最近、ザラザラしたきた・・・」と。
毎日はさみの刃を触っているそうです。
すごいですね。
自分の道具に関心を持つというのは、プロとして素晴らしいですね。
BRAVO!!そんな愛されているハサミとはどんなものでしょうか?
KIKUI60を研ぎました
ハサミDATA
6インチのカットシザーです。
刃は、柳刃のハマグリ刃。
ハンドルは、シンプルなメガネ。
ネジは、ちょっと特殊なマイナスネジです。
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はさみ職人's EYE
むかーし、むかし。
とてもきれいな美容師さんがいました。
その方は言いました。
「わたし、どんなハサミでもいいの。100円ショップのハサミでもいい!」と。
あぁ。
外見は美人で、中身がおブスのひとだ!(笑)
仮に私が、こんな風に言ったらどうでしょう?
「研ぐなんて、腕なんだから、何だっていいんだよ! 100円ショップの紙やすりで充分!」
コワイですね(笑)
お金払って絶対研ぎに出したくないですね。(笑)
私は外見がブスでも、中身はハンサムでありたい!というタイプです。(笑)
さてさて
このハサミの最大の特長は、材料。
このハサミには、cobaltと表記されていますが、一般的にステライトと呼ばれているものです。
一番のメリットは、錆びない!
錆びているものを見たことがありません。
逆にちょっと難しいのは、 刃付け。
鋭すぎる刃をつけてると、ひきちぎる感じが強くなってしまいます。
そんな感じの切れなくなっているハサミを良く見ます。
切った感じは刃のつけ方で、かなり変わるタイプのハサミです。
あっ。
あと、曲がりやすいです。
床に落としたりして、打ちどころが悪いと、、イッてしまします・・・
ハサミはみんな落としたりすると良くないものですが、このハサミは特に注意が必要ですね。
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