KERRY COBALT 7.0
研ぐ前の状態を撮っておけばよかったです。
研ぐ前は、刃に細かい線がたくさん入っていて、ざらざらしていました。
切れそうには見えない、鈍角な刃がついていました。
KERRY COBALT 7.0を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- ハマグリ刃です。
- ネジ
- パネルの出っ張ったタイプ。
この手のネジは自分で緩めたり、締めたりしやすいです。 - ハンドル
- シンプルなオフセット
はさみ職人's EYE
正直、研ぐ前は汚い、、、、
というか、
汚くはないんですが、
美しさを感じられない状態でした。
その原因は、
持ち主の日々の扱いが悪いわけではないです。
前回に
研ぎに出したところで、
汚くされてしまったと可能性があります。
たぶん、
研ぎに出して、
より切れなくなったと思います。
雑な仕事のあとがありました。
いろいろなハサミ屋さんが
いらっしゃいますが、
その良し悪しをどう選んだらいいのでしょうか?
そのポイントは?
!コミュニケーション!
ハサミ屋に限ることではないですが、
人の話をきちんと聞くことができるか?
ということです。
使う方が
「こうして欲しい」という声を
聞く姿勢があるか?
ということです。
元理容師さんで、
どんなハサミでも自分の好みのしてしまうという方がいました。
その方から見れば、
ハサミを使いやすいようにしてあげているということです。
しかし、
研ぎに出した美容師さんは、
「変な感じになった。良くなったというわりに、そんな気はしない」
といっていました。。
僕から見ると
「壊されてる」状態でした。
元理容師さんも悪気があったわけではなくて、
良かれと思ってよくしたつもりです。
ですが、
美容師さんからは、
逆に悪くなったと感じています。
これは
単に
自分のこだわりを
人に押し付けているような状態です。
多くの美容師さんの話を聞けば、
元理容師さんのようなハサミを求めている人は殆どいないということがわかります。
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