研ぎ実績

HASHO CROM-G70

ベアリングについて

ベアリングって、ボールベアリングです。

滑りを良くさせる部品です。

このハサミには、そのベアリングがついていました。

ベアリングなんて、しゃらくせー。あってもなくても関係ねー。

むしろ逆で、あれば錆びやすかったりしてマイナスかもしれねぇぜぇぇぇZって思っていたこともありました。

いまは、ちょっと違います・・・(ちょっと恥ずかしい)って話です。

HASHO CROM-G70を研ぎました

ハサミDATA

片剣刃 柳刃
ネジ
出っ張りタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

はい。ハサミの裏側。ここにベアリンがうありました。

刃はオーソドックスな形状です。

片剣刃なのはちょっとだけ、珍しいかな。

ネジは出っ張りタイプで、パネルの自在ネジっていうタイプです。

さて

ベアリングの話。

ベアリングには、大きく分けて、2種類あります。

ラジアルベアリングとスラストベアリングです。

(うまく説明できないから、調べてみてね)

以前、僕がベアリング不要だといっていたのはラジアルベアリングのほうね。

ネジを強く締めると、開閉できないやつ。

ネジを締めて開閉できなかったら、ベアリングの意味ないじゃんと思っていました。

スラストベアリングの方は、ネジを強く締めても開閉できるかと思います。

このタイプは効果ありますね。

ただ、逆効果という面もあって・・・一長一短です。

 

以前知らなかった、ラジアルベアリングのいい点についてです。

それは、ネジ穴の精度が高くなるということです。

いい加減なつくりのハサミになると、ネジ穴がちょっとだけ深かったり、ちょっとだけ大きかったり、ちょっとだけ歪んでいたり、ちょっとだけ・・・ということがあります。普通に使っていて本題ない範囲だけど、長く使うと問題ありというレベルです。

ベアリングを入れると、精度が高くなってこういったことがなくなります。

ネジはハサミの中心でまっすぐ、水直に穴が開いていないと違和感がでたり、切れないとか、すぐ着れなくなるとかが、あります。

ベアリングをいれることで、その辺をカバーできるのでいいです。

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