FIT 30目
セニングの抜けの良し悪しが決まるのは、刃付け次第です。
簡単に言えば、抜けよく研ぐことができるかどうか?です。
これでほとんど決まってしまいます。
というと言いすぎかもしれませんが、重要です。少なくても8割が決まります。
ハサミの形としては、刃を閉じたときのクシ刃のすき間です。
動画の1:00くらいのように、光に当てたときに、光がこぼれてくる量によってヌケの量が決まります。
例外として、
切れないセニングの場合は、何をしてもヌケが良くなりません。
この切れないセニングというは、元々初めから切れないというタイプです。
が、
使っていて切れなくなってきた、、、その状態のセニングも同じです。
切れなくなったら、早めに研ぐことをオススメします。
あと、よーく見るとこのセニングはわざと刃先を細く加工していますね。
ピンポイントで狙いを定めてつかっていらっしゃるのでしょう!
FIT 30目を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- V溝はw。30目
棒刃は笹刃のハマグリ刃 - ネジ
- パネルの出っ張りタイプ。
自分でお手軽に締めることができます。 - ハンドル
- オフセット
はさみ職人's EYE
前半でたくさんコメントさせて頂きました。
お客様から、
「ヌケのいいセニングがほしいんだけど、おすすめは?」とよく言われます。
メーカーがたくさんあるので、その中から選ぶのは難しいですね。
そのへんがはさみ選びの難しいところです。
ハサミをよく知っている人から買うといいと思います。
この知っているというのは、
営業的に専門用語をよく知っているというのもありますし、
使い方を良く知っているというのもあります。
さらに、
実際にいろいろなハサミを研いだり、使ったりして、より深く知っているという場合もあります。
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