研ぎ実績

BBC S-40S

理美容の鋏って、すごく繊細です。

繊細過ぎて、仕事だとそれがやりがいになって面白いです。

が!

仕事じゃなかったら、メンドクサイと思うと思います。

いや、それ以上に、クレイジー!だと思います。

そうです。

断言します!

腕のいいはさみ職人はクレイジーです。

 

さて、

今回のセニングの

細かいハサミの話です。

ただ、このくらいだとクレイジーレベルではないです。笑。

後半につづく。

BBC S-40Sを研ぎました

ハサミDATA

櫛刃:40目 棒刃:はまぐり刃 直刃
ネジ
出っ張りタイプ
ハンドル
シンプルなオフセット

はさみ職人's EYE

シンプルなセニングです。

このくらいのシンプルなセンニング、好きです。

切れ味は硬めですが、しっかりと狙ったところを切ることができるのがいいと思います。

裏から見たても、普通ですね。

 

 

今回のテーマの「細かい話」です。

百聞は一見に如かず。

写真を見てください。

クシ刃の一番先端の櫛刃だけ広めです。

なんででしょうか?

ご存じの方教えてください。

 

ちなみに

セニングも先端に行くほど力が伝わりにくくなります。

なので、刃先ほどよく切れないです。

広めの櫛刃だと、毛を掴む量がおおくなり切れにくくなるんじゃないかなあ・・・

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