Azumi 19目
このセニングの特徴は、櫛刃です。
カット率が50%くらいのものです。
Azumi 19目を研ぎました
ハサミDATA
逆刃のセニング。
棒刃はハマグリ刃の笹刃。
櫛刃は、19目の5段です。
ハンドルは、オフセット。親指の指穴が大きいです。
ネジは、でっかい青。出っ張っていますが埋め込みタイプです。
はさみ職人's EYE
このセニング、19目です。
一般的なセニングの櫛刃は、先が「v」になっている、ブイミゾになっています。
性格には、ヴゥイミゾって発音・・・しなくていいです。(笑)。Vミゾです。
この溝が、「vvvvv」になっています。vが5個です。
これをハサミ屋は「5スキ」とか言ったりします。
品名の「195深目」というのは、
クシが、19目で、5スキという意味なんでしょうか。
そしてその目は、深目と浅目があって、深いということなんでしょう。
カット率について
ちなみにこのセニング、私の感覚では50%です。
もし、誰かが、「50%じゃなくて、65%だよ」と言ってきたら・・・・
「そうですね!(^^)」です。
そこで議論は無用です。
つまり、セニングのカット率は、感覚の問題です。
実際今まで50%のセニングというものをたくさん見てきましたが、それぞれ違います。
明らかに30%くらいしかないものから、80%くらいあるんでは、と思うものもありました。
特にカット率が50%を超えるようだと、わかりにくいものです。
だれがなんと言おうと、実際に使ってみて自分の感覚のカット率を信じてください。
ちなみに、カット率50%は、やさしい刈上げとか、子供の刈り上げに便利です。
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