BLACKSMITH Fit PUFFIN MIZUTANI 6.0
当たり前ですが、
しっかりと毛を捉えて切ることの出来るハサミは、
イメージ通りのスタイルをつくることができます。
(当たり前すぎですが)
逆に、
毛が滑るハサミだと、
イメージとは違う切り口になるので、
仕上がるスタイルは違います。
だから、
切れるハサミで切れば
「自分はカットが上手」と感じます。
BLACKSMITH Fit PUFFIN MIZUTANI 6.0を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- はまぐり刃 太めの 柳刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- オフセット ラクダ
はさみ職人's EYE
今回のハサミの研ぎのリクエストはこんな感じでした。
全くそのとおりです↑
見た目がふっくらと・・・かわいい感じのハサミは毛が滑りやすいです。
その滑りやすさを利用してスライドカットには向いています。
あと今回のハサミは、毛を捉える力より開閉感重視のタイプでした。
「そんなハサミでも研ぎでなんとかなるの?」と言う声が聞こえて来そうですが、「ある程度何とかなります」です。
元の刃の形状や作りが滑りやすいので、刃が新鮮なうちは毛が逃げずにスパスパ切れます。
刃の賞味期限が過ぎると、スベります。
さ
て
上の文章で
さりげなく、毛が滑るハサミの条件を3つ指摘しました!
わかります?
それは
1.幅がひろいようなぽっちゃりタイプの刃の形
2.開閉重視のつくり
3.研ぎの技術
です。
つまり
幅広のぼっとしたハサミで、
開閉でスルスル・スカスカのハサミで、
研ぐ人がいい加減に刃付けをしたら、
毛はズルズルで仕事にならないです(笑)
もちろん、それでも、レザーカットのように毛にテンションをかけてハサミを使えば、いいんでしょうけど・・・
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