ＴＩＣ　ＨＩＰ７０を研ぎました。京都はさみ職人

・毛がすべる

・指を切る

とのことです。

毛がすべるというのは、笹刃の特徴です。

笹刃は、始めはやさしく切れます。

しかし、切れなくなるとスベリ始めます。

刈上げをメインに使うとすると、研ぎたてのときは優しく切れていい感じです。

その後、切れなくなるにつれて、毛が滑ります。

こまめに研げば、いつも優しく切れていい感じです。

あまり研ぎたくないタイプの方は、笹刃は毛がすべり易いため、刈上げには使いかと思います。

他に特殊な使い方をされるのかもしれませんね。

普通に使いたいのなら、避けた方が無難です。

手をよく切るというのは、

刃を閉じたとき、動刃の峰から正刃の刃が飛び出ていたからです。

刃と刃の重なりが深すぎということです。

噛み合わせが悪かったです。

こういった修理は、ハサミ屋さんでやります。

が、

このはさみは不十分な技術のハサミ屋さんのようで、逆に悪くされた例です。