雅 30目ｵﾌｾｯﾄを研ぎました。京都はさみ職人

昔ながらのスキバサミ、、と言ったら失礼ですが、ベーシックな形のセニングを研がさせて頂きました。

非常にシンプルです。

そしてベーシンクです。

どこが？って話です。

まっすぐな棒刃。（⇔笹刃）

ネジがシンプルなマイナスねじ。（⇔4つ穴の埋め込みタイプ）

ハンドルはストレートのオフセット。（⇔コブがあったり、３Ｄだったり）

Ｖ溝もシンプルです。（⇔vではなく、vvだったり、vvvだったり、vvvvvだったり・・・）

このタイプの（ベーシックな）セニングの特徴です。

・切った感じセニングのラインが出やすい

いい面は、「計算してラインを出すことができる」と考えて使えば、上級者モデルと言えるかもしれません。使いこなしがいがあります。

・切った感じが重い

いい面は、切る毛量を加減すれば、そんなことはないです。計算し尽くして、丁寧な仕事をすれば、そういった作品ができます。

ってことで、

最近、使われていないけど、このタイプ、計算してカットするという方には合っていると思います。