鋏心 DAMASCUS HG-6.5 KIKUBOSHI
ハサミの心と書いて、鋏心(キョウシン)。
かっこいいですね!
菊星という問屋さんブランドのハサミです。
今回は、問屋さんとハサミやさんの関係について
まるで、
関係というと、
○○部長と秘書の○○さん、なんか付き合っているらしいよ。ヒソヒソ・・・・
あの二人の関係ゼッタイ、あやしい・・・
の関係、みたいですね。笑。
ちなみに
僕自身美人秘書という響きには弱いです。
鋏心 DAMASCUS HG-6.5 KIKUBOSHIを研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- 段刃 柳刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- シンプルなオフセット
はさみ職人's EYE
ダマスカスということで、全体が縞模様がついています。
この模様は金属が重なった模様です。
なので、一丁一丁違います。
磨くと銀色に光ります。
そうすると、模様は消えませんが、うすくなって、はっきりとでないです。
なので、製造としては薬剤を使って濃淡をはっきりさせるみたいです。
このハサミは、模様がより立体的ですね。
さて、
今回のテーマ
問屋さんとハサミやさんの関係について
問屋さんって、知ってますか?
かなり昔からある業種のひとつです。
水戸黄門のちりめん問屋のご隠居・・・の問屋です。
全国を旅することができるくらいだから、たぶんお金持ちだったんでしょうね。
理美容の問屋さんは、数社です。
いろんなメーカーからシャンプーとか、カラー剤とか、ハサミとかサロンで使うものを仕入ます。
それをディーラーさんが仕入れます。
それをディーラーさんはサロンに売ります。
メーカー
↓
問屋
↓
ディーラー
↓
サロンor理美容師
です。
ハサミの場合も同じです。
ハサミメーカー
↓
問屋
↓
ディーラー
↓
理美容師
ですね。
なので、ハサミメーカーは、問屋さんやディーラーさんの利益を考えて、安く出荷します。
でも、問屋さんはまとめてたくさん買ってくれるし、メーカーは自分で売らなくていいというメリットもあります。
むかーし、
バブルくらいまでは、
作っただけ問屋さんは買ってくれました。
それだけ、問屋さんも売っていたということなんだけど・・・
なので、問屋さんもハサミやさんも儲かりました。
時代がすすんで、
だんだんと景気がどうのこうの・・・とかなると、
作っただけ買ってくれるということはなくなります。
だったら、自分たちで直接サロンに行って売ろうか・・・ということになります。
流通革命ですね。
今でも、
昔からあるハサミメーカーは問屋さん経由で各理美容師さんの手元に来ます。
新しいメーカーは問屋さんを介さないで、直接やり取りをしているところが多いです。
といことで、
タイトスカートでハイヒールの秘書と仕事をしたなあと思ったオオタでした!
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