胡蝶 EZ-600F
刃がギザギザになっています。
だからギザ刃・・・
それって、毛が逃げないで切れます。
じゃあ、ギザ刃じゃなければ、毛が逃げるんか?って話です。
胡蝶 EZ-600Fを研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- はまぐり刃 柳刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- オフセット風メガネ
はさみ職人's EYE
指穴が真横にならんでいますね。
仮に指掛をとったら、ひっくり返しても同じです。
ってことで
このハンドルは、「指掛のあるメガネ」です。
もしくは「オフセット風メガネ」ですね。
刃の形はシンプルです。
メーカーHPより
胡蝶唯一のボブシザー。ギザ刃でシャープな切れ味です。顔回りや細かいところのカットに。
¥48,400(税抜価格¥44,000)
ちなみにメーカー説明文の「ボブシザー」って、トリマーさんの小さいハサミをいいますね。
ちなみにサザエさんの妹、ワカメちゃんヘアーを作るとき、
ベテラン技術者(特に理容)は「ボブのハサミ」を使いますね。
たぶん、トリミング技術の源流は理容なんでしょうね・・・・・
さてさて
ギザ刃ですが、
刃がギザギザです。
ノコギリではないんですが、凸凹というか、すごく細かくギザギザしています。
レーザー加工でそのようにすることが多いです。
こうすることで、
毛が逃げにくい状態になります。
その代わり、
開閉でガリガリしがちです。
毛が逃げにくいので使いやすいがと思います。
が!!!
上手な人が研げば、
毛は逃げないし、開閉がスムーズだし、よく切れるので、
個人的にはギザ刃は邪道だと思っています。
ホント、個人的に・・・です。
注意事項
ギザ刃はギザギザのところが錆びやすいです。
水分をよく拭き取っておきましょう!
ハサミにとってサビは大敵です。
サビは、刃こぼれなんかより、致命的で、「命に到る」ことが多いです。
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