無印 T02
とても切れない状態でした。
切れ味が落ちてきた・・・というよりは、全く切れなくなったようです。
棒刃の細さは、力がなさそうです。
無印 T02を研ぎました
ハサミDATA
14目の逆刃。
櫛刃は、いかにもカット率が高そうなフラットな14目。
ハマグリ刃の柳刃。かなり細くなっています。
ハンドルは、逆刃のオフセット。
ネジは、埋め込み式のネジ。
はさみ職人's EYE
セニングは、あまりに切れないと自分の手に負担が掛かりすぎて、大きなストレスになるので、気をつけるといいです。
と同時に、髪に対してもかなりの負担です。
このセニングの本来のカット率は、70-80%くらいでしょうか?
力がなくなり、いまこのセニングは、50%弱だと思われます。
カット率がだんだん下がってしまうのは、フラットな刃の宿命ですね。
さて、このタイプのセニングは高いセニング「たくさん毛が取れるので、コワイ!」そんな声を聞きます。
確かに普通に今までと同じように使うと、コワイですね。
ただ、同じように使うのではなくて、使いこなす気持ちで使ってください。
こういったカット率の高いセニングを使っている人に聞くと「どう使うって?普通につかっていますよ。」とおっしゃいます。
そして、「このハサミがないと仕事にならない」という方までいらっしゃいます。
使い方をきくと、「なるほど」です。
10人に一人くらい、こんな50%以上切れるセニングをもっていると思います。
そんな方に使い方を聞いてみてください。
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