姿 5.5インチオフセット
超合金について
超合金=超+合金です。
それって、ハサミ的に何なの?っていう話です。
姿 5.5インチオフセットを研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- はまぐり刃 柳刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- シンプルなオフセット
はさみ職人's EYE
出た!超合金!
今回は、超合金について
超合金とは、超+合金です。
まず、
超というは、「すごいです」ってことです。
超合金なので、
すごい合金です!
ということになります。
じゃ。合金は?
合金とは、(調)合+金(属)という意味です。
もう少し説明を加えると、
刃物なので、硬くさせるために(または錆びさせないようにするために)いくつかの金属を調合させるという意味です。
はさみは銀色なので、「鉄」なのです。
しかし実際は、鉄に「炭素」「クローム」が入ってます。
今のハサミは、
更に「モリブデン」「コバルト」「バナジウム」とか
料理の味付けで塩やコショウを入れて作られるように
いくつかの金属が調合されています。
で、
結論ですが
超合金とは、いろんな金属が入っているものです。
「それなら、俺のハサミも超合金やん!」
「あたしのハサミも超合金ちゃけど・・」
「私のハサミも超合金ですよ!」
そんな声が聞こえてきそうです。
ぶっちゃけ・・・
そのとおり、あなたのハサミは超合金です!
みんな超合金です。
見ないでもわかります!
だって、そうじゃないと、ハサミとして使い物にならないですから・・・。
じゃ。
なんで、
わざわざ「超合金」なんて刻印しているのか?
それはむかーし、
われわれ日本人がチョンマゲだったころ
太平洋戦争が終わって、日本が貧しかったころまででしょうか。
この頃は刃物はシンプルな合金でした。
そんなゆとりもないし、技術もなかったからなんですかね。
で
日本が少しづつ豊かになって、
はさみも豊かになってきて、
よく切れるハサミ
錆びないハサミ(昔のハサミはすぐ錆びました)
を求めるようになりました。
で
「超合金」っていうと未来的でいい印象があったんですかね。
人生の先輩方・・・ありがとう・・ございまーす! って感じです。
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