光 RYU COSMOS
もちやすいハンドルでした。
その反面使い方には注意が必要です。
どんな注意が必要なのでしょうか?
光 RYU COSMOSを研ぎました
ハサミDATA
6インチのオフセット
刃は個性的な形状です。峰が落ちているはまぐり刃。
直刃美味の柳刃。
ネジは埋め込みタイプ。マイナスネジの上に飾りネジがついています。
ハンドルは柄が長めのオフセット。
立体的なつくりです。
はさみ職人's EYE
もちやすいハンドルでした。
コレは表の特徴です。見た目もかっこいいです。
その裏の特徴みたいなものがあります。
長期的な視点で見てわかることです。
使い続けるとわかるような特徴です。
このハサミは、押切りのあとが少しありました。
こういった立体的な母指穴で、押すように親指を載せるタイプのハサミは、おしクセがついているものが多いです。
持ちやすい反面、押切りのクセがつきやすいのです。
押そうが、引こうが、つかう人の自由です。
ただ、そういったクセは、いろいろ不便な点もでてくるので注意してみてください。
例えば、ハサミがすぐ切れなくなる原因にもなります。
無理に動刃と静刃を力で押し付けるからです。
あまりに力が過ぎると 腱鞘炎になりやすくもあります。
ならない方もいます。
しかし、腱鞘炎でハサミが握れなくなったした理美容師さんは、100%このクセがハサミについています。
よく「セニングで、新品とか研ぎたてで刃元を噛でしまう」という方、実はハサミの問題と言うよりは、このクセがあるからです。
ちょっとだけ、注意すると、永切れするし、手が痛くなりにくいし・・・いいかもしれませんね。
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