光 E-7②
とても刃が荒れていました。
光 E-7②を研ぎました
ハサミDATA
7インチ。
ハマグリ刃の柳刃
ハンドルは、ラクダのオフセット。
ネジは、マイナスネジ。
はさみ職人's EYE
乾いた毛をよく切ると力づくで切っている感じになります。手が痛くなるような感じです。
刃を触ると、ノコギリのような感じに荒れていました。
わざわざ顕微鏡で見ることはありませんが、
切れる刃が真っ直ぐなのに対して、恐らく、小さな波の形の刃になってしまったのではないでしょうか?
一般的に刃が鋭いほど、刃物は切れます。
しかし、ハサミの場合、ちょっとマズイこともあります。
はさみの刃が鋭いと、毛に負けることがあるんだと思われます。
そのときの鋭さは、すごく尖っていて、うすーーーい感じの刃を想像してみて下さい。
人間の毛で例えれば、剛毛ではなく、、、赤ちゃんのうすーい産毛みたいな毛です。
刃で言えば、カミソリの刃の1/100くらいの刃があったとすれば・・・
毛の硬さに負けて、折れてしまったり曲がったり凹んだりします。
今回のハサミも、刃先は凸凹していました。
鋭ければ鋭いほどいい・・・・そんな風に考えがちですが、そうでないこともあります。
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