上司:あなた、そこにピカチュウいると言ったわね。
部下:はい。センター長、自分はそこにいるのを確認しました!
上司:ふうん。ここで、ポケモンGOやったのね。給料カット!
こんにちは。
オオタです。
こんなセンター長は嫌ですが、こんな部下はもっと嫌ですね(笑)
さ、
て、
よくこんな話を聞きます。
1000円カットで働いているので、高いハサミだともったいない。安いハサミがいい。
なるほど。
その気持ちわかります。
カット料金にフォーカスして、そのように考えるのは当然かもしれません。
では、
逆に技術者自身の手にフォーカスして考えてみるとどうでしょう?
一日10人以上カットして、多い時は50人とか、、、そのくらいカットする人もいるようですね。
そうすると、それだけハサミを持つことになり、手も疲れるでしょう。
安いハサミって、
(特に中国製とか顕著ですが、)
・よく切れない
・研いでもすぐ切れなくなる
・開閉がしにくい
です。
手の立場だと、ずーとよく切れなくて、開閉がしにくいハサミを使うことになります。
当然、
切れないなあと思いながらカットするから、疲れるだろうし、、、
楽しく仕事ができるかというと、、、難しいと思います。
まあ、
そのためにも、いいハサミを使いましょう!って言いたいんですが、
実際いいハサミってどうなの?っていう疑問があると思います。
数字で表すのも難しいですが、
私の感覚での数字で表現すると、、、
一日20-30人カットするような場合
安いハサミの場合
1日、2日目・・・まあよく切れる。
3日目・・・あやしいなあ
一週間・・・切れなくなってきたゾ。
2週間・・・もっと切れると手が楽なのに、、、
3週間・・・ハサミが死んでる、、、
4週間・・・イライラ、、、うちの客むかつく、、、
実際は3週間快適に切れるか難しいです。
いいハサミの場合
1.2日目・・・まあ、よく切れるのは当たり前。
3日目・・・よく切れる。
1週間・・・馴染んできた。オオタが言っていた馴染むとよく切れるようになってくるというのはこういうことか。
2週間・・・手と一体化した!!俺は神に近づいた!想い通りにカットができる!
3週間・・・無
1か月・・・まあ、毎日20-30人カットすれば切れなくなるよなあ。
2か月・・・まあ、こんなものだろう。
3か月・・・粘るなあ、、
4か月・・・粘るなあ、、研いだら切れるようになるんだろうけど、切れるし・・・
こんな感じだと思います。
使い方にもよると思いますが、良いハサミは、悪ハサミの10倍以上よく切れる気がします。
まあ、予算もあるので、高いハサミを買いなさいとはいえないですけど、
技術者として何年も続けるつもりなら、いいハサミを使った方が、いい技術者人生を送れると思います。
ちなみに
「新人の頃は、安いハサミがいい」というのはうそだと思います。
安いハサミって、切れないし、使いにくいです。
正直、同じように練習しても上達は遅いです。
もし、これを見ている後輩を教える立場の方でしたら、
ぜひ、高価なハサミを強制的に買わせてください!!!
支払うのは大変ですが、その意味をきちんと考えて、高いものを買ったんだから、真剣に仕事をしよう、、、元を取ってやろう!と考えることができるひとが続きます。
それを高いから、一番安いので、、、みたいなことを言う方は成長が遅かったり、すぐ辞めてしまったり。
結局中途半端になって、、、というパターンが多いです。
どちらを選ぶかは、結局本人次第になると思ますが、先輩としてよきアドバイスを!
じゃ。また!