鋼材の話(コバルト)

コバルトブルー

コバルトというと、

「コバルトブルー」とイメージする人も多いと思います。

それがハサミに入っている?

どういうことだ?

実は、コバルトブルーは、「アルミン酸コバルト」のことらしいです。

これを発明したのがヨーローッパの科学者です。

あまりに鮮やかな青が特徴で、絵の具とか、陶磁器とかに使われています。

さて、

ハサミの方ですが、

ハサミのコバルトが青か?

普通に銀色ですね。

もともとのコバルトの色は、銀色だそうです。

さてさて、

コバルトは、大きく2つの意味があります。

A.鉄にコバルトが入っている合金

B.コバルトにクロムが入っている合金

Aは、刃物としての合金です。

いわゆる最近の鋼の大半は、コバルトが入っています。

Bは、ステライトと言われています。ステライトと商標です。

錆びなくて、すり減りにくいのが特徴です。

刃物用のものは、タロナイトという商品名だそうです。

あるメーカーが純コバルトと表記していました。

Aと間違いやすいので、わかりやすいようにそう名付けのかもしれませんね。

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