日本刀焼入れとハサミ②

焼入れ

日本刀の刀鍛冶の話の続きです。

前回と比べて、刀が赤くなっているのがわかるでしょうか?

日本刀の原型は熱で赤く、火の色のようになっています。

このとき、どのくらい赤くなっているか、、、

これが一子相伝の秘伝中の秘伝です。

そんな重要な技術なのに、写真まで撮らさせてもらえるなんて、、、月山先生太っ腹です。

ちなみに

刀の本によると、

春の真夜中の三日月の色とか、、、そんな詩的な表現で伝えられるそうです。

しろうとの私たちが見てもよくわかりませんが、とにかく赤くなるまで熱して、

このあと一気に水で冷やします。

次回はその辺を紹介させてもらいます。

ちなみに日本刀に限らず、

刃物というのはこういった流れで、

鉄から刃物にします。

つまり、

鉄を赤くなるまで熱して、一気に冷やす。

安い刃物は粗悪な鉄(不純物がたくさん)なのでしっかりとできませんが、

この日本刀に使われる鉄は、

玉鋼(たまはがね)といって、不純物の少ない鉄とのことです。

それを10キロ用意して、、、

鍛錬ということで、より純度を高めて、、、

最終的には1キロになるそうです。

まあ、ハサミも意外と、、、日本刀に劣らずいい鋼だと思っています(^^)

じゃ。また!

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