ハサミ職人vsカタナ職人
2016.11.16 17:53
前回の続きです。
真ん中に赤く光っているものがあります。
これが日本刀の芯となるものです。
より良い鋼にするために、ハンマーでカッチンカッチンと叩きます。
鍛錬(たんれん)をしています。
日本刀向けに優れた、玉鋼(たまはがね)という鉄を熱して材料にします。
この玉鋼は10キロ使います。
不純物などを取り除くと、最終的には1キロになるそうです。
鍛錬は、
何度も、
熱して
何度も
叩きます。
この仕事を一般的には「刀鍛冶」です。
日本刀の職人さんの「刀鍛冶部門」ということになります。
このあと、
刀らしい形にして、
研師がキレイに刃付けをして
鍔(つば)や
柄(つか)や
鞘(さや)や、、、ほかにもいろいろつくる職人さんがいらっしゃいます。
ハサミも同じようにいろいろな担当がありますね。
ハサミの場合、
日本刀のように美術品でなくて、
工業製品なので機械化も進んでいますが、
みがき屋さんといって、毎日磨いている職人もいらっしゃいます。
じゃ。また。