ハサミ職人としてのこだわり2。
2020.10.22 16:13
はさみ職人としてのこだわり。
ハサミの善し悪しは、刃付け➕作り➕鋼材で決まる。
そのバランスで、
切れ味が変わり、
使いやすさが変わる。
世の中のハサミ屋は、「このハサミはコバルトだからいい。」なんてことを言う。
ジョーダンじゃない!お前は何にもわかっていない!
以前オリンピックの水泳選手の北島康介が英語で「泳ぐのは水着ではない、俺だ!」というTシャツを着て大会に出ていた。
高速水着が注目されていた頃だ。
もちろん、水着の水中での機能も関係するだろう。
しかし、順番が大切だ。
まずは人。
日々過酷なトレーニングを重ねて、常にどうやれば早く泳げるか、どうしたら勝つことができるのかを研究しているという前提だ。
まずは、人。その次に道具だ。
ヘアースタイルも同じ。
いくらいいハサミといいパーマ液とあればいいって訳でもないよね。
人(腕のいい美容師さん)がいるからこそ、いいヘアースタイルがつくれるんじゃないかな。
ハサミも同じでどんないい鋼でも、職人が良くないといいハサミにならない。
まずは人。
誰がどれだけ手を掛けているかで変わるんだ。