セニングの切れ味って、いろいろです。

ねえ。

おねえさん。

あたし、

ウルトラマンみたいになっていないですか?

ビームでそうじゃないですか?

ウルトラマンの家族なら、女性だからウルトラの母ですか。

あのヘアースタイルはちょっと・・・

ウルトラの母のヘアースタイルはこちら

 

こんにちは。オオタです。

注:今日は特に中身の薄い日記になります(笑)

先日経営者仲間で、

HPについて話す機会がありました。

「オオタサンは、日記書いているの?」

と聞かれて、

「いちおう・・・」と答えたら、プロジェクターで大きく写されました。

8/31のこんなやつ・・・

さすがに、みんな見られるとハズイっすね。

 

さて、

お客様の声をいただきました。

ありがとうございます。

(匿名希望でしたので、名前付近は見えないようになっています。)

で、

最後の欄外にちょっとした、ひとこと!が。

「セニングが今までのは何だったんだ!という暗いよく切れます!!」って

お役に立てて光栄です。

こちらこそ、ありがとうございます。

 

で、

いい評価を頂いた!ってこともあるんですが、

セニングの研ぎって?って話をしようと思います。

 

実は、

ハサミの研ぎ業界で、

セニングを研ぐ機会はたくさんあります。

当たり前すぎ!ですけど。

ですが!

「セニングの研ぎができない」

「セニングの研ぎを教えてもらったことがない」

という方がいます。(意外と多いです)

 

なので、

テキトーに研ぐとか、、、です。

 

なので、

僕は普通に研いでいるんですが、

(もちろん、きちんとセニングの作り方・研ぎ方を学んで、研究に研究を重ねてますけど。)

このように評価頂けるのかなあと思います。

 

そういった意味で、

セニングが上手に研いでもらえるなら、いいハサミ屋さんかと思います。

 

ちなみに、

昔の床屋さん、、、

(彼らは営業終了後、自分たちで研いでました)

セニングは下手に研ぐと切れなくなってしまうから、

櫛刃は研がないで、

棒刃だけ研ぐ。

というように習ったそうです。

こうすると、

それなりに切れるようになりますが、

やはり、50%です。

 

正解は

棒刃を研いで30%

櫛刃も研いで30%

2本を組み合わせて、バランスを整えるのに40%

の技術力が必要です。

 

ポイントはバランスを整えるのに40%というところで、

ハサミって2本の刃の組み合わせなので、ただ単に刃を鋭くするればいいというわけではないです。

 

鋭い者同士が組み合わさると、

開閉した時、お互いの鋭い刃が相手を傷つけてしまいます。

夫婦と同じなんです(笑)

どちらかが鈍いと丸く収まりますね。

なので、いろいろな微調整が必要なんです。

この調整を「経験」とか「技術力」とかっていいますね。かっこよく。

 

特にセニングの場合、

普通の刃と櫛刃なので、より微調整が必要になってきます。

 

ということで。

今日は、

ウルトラの母の話でした(笑)

バイバイ!

 

 

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