シザーズテキスト、刃の角度

いきなりですが!

例えばですが!

こういうポーズをとる女子がいたとします。

オオタくん(精神年齢:中2)が

「うんこ!ブリブリ!」

と言ったとします。

で、

ほぼ100%

「オオタくん、サイテー!」

「何言ってんの、信じられなーい!」

みたいなことを言われます。

ね。

こういうポーズでつっこまれると、

嫌い

じゃない!

好きになっちゃいますね!

男性のみなさーん。

わかりますよね!この感覚!

(オレ、Mなのかなあ)

このブログは男性向けに書いています(笑)

(または、アソビ心がわかる人に書いてます)

改めまして、オオタです。

こんにちは

はさみ職人をしております(^_-)-☆

今回は、

たぶんあまり聞いたことがない話だと思います。

ちょっと難しいかもしれません。

詳しい説明は、今度会っときにでも・・・(きっといつか会いますよ)

前回のハサミを切ったところの図の続きです。

前回を見てなければ、一応見ておいてください。

(こちらシザーステキスト、切れるしくみ

鈍角(どんかく)の刃の場合です。

まず、刃の角度が鈍角というのは、赤い線のところです。

鋭角(えいかく)の反対ですね。

鋭くないというか・・・。

より鈍角だとこんな感じになります。

厚いというか・・・

それぞれのハサミに会う刃の角度というのがあるんです。

なので何を基準に鈍角か、鋭角かというと、そのハサミにとって会う角度ということなんです。

それだとわかりにくいかもしれませんね。

大体45度くらいが普通の角度と言われています。

その45度というのが、この絵の角度です。先端のところです。

この絵の場合だと60度くらいですかね。

この角度が鈍角だと、重い切れ味になりがちです。

力を入れて切る感じです。

サクサクっ!ではなく、バツ・バツっていう感じです。

文房具バサミとか

裁ちばさみとかも鈍角の刃付けです。

町の金物やさんに研いでもらうと、500円から1000円で研いでくれると思いますが、豹変して戻ってくると思います。

ほぼこんな感じになりますね。

切った感じが重くて、手が痛くなるでしょうね。

やはり硬い毛を切るときは、鋭い鋭角の刃付けの方がいいですね。

サクサクとよく切れます。

でもね・・・

たまに

鋭い刃がいい!

鋭ければ鋭いほどいい!

カミソリみたいなのがいい!

っていう人がいます。

残念なことに、ハサミやさんにもいますね。

 

鋭い刃は、一見、良さそうにも感じてしまうのですが、実はあまりよくないです。

↑すごく大事です!

その理由は、こうなるからです。

反ってしまいます。

先の方が反対側に反ってしまうのです。

この状態を専門的には「刃がめくれている」「返り刃がでている」と言います。

指や爪でさわると、引っかかる感じがします。

切った感じもひっかかる感じです。

感性が高い人は、「引きちぎっているかんじがする」と言いますね。

毛の切断面が白くなったり、パサつきが多くなったり、枝毛ができやすかったり・・・

セニングでこうなってしまうと、特に毛をいためやすくなります。

セットするとき、あれ???と思うことないですかね。

研ぎたてなのに、白くなるとか?

買ったばかりなのに、パサつきが多いとか?

感性の高い女性のお客さんで「セニング使わないで・・・」というのはこの可能性がありますね。

正直、私自身研いでいて、これはヒドイ!というハサミも少なくないです。

長くなってきました。

ってことで、ハサミは上手な人に研いでもらおう!って話でした(笑)

じゃ。

また。

 

 

 

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