シザーズテキスト、ハサミの扱いとお手入れ
2018.3.5 10:45
こんにちは
オオタです。
宛名をみてください。
冗談のわかる、いいお客さんです(^^)
「世界一の研ぎ師」なんて、
お世辞だとわかっていますが、ご期待に添えるよう精進します。
さ、
て、
ハサミの扱いとお手入れのコツ
意外と知られていないことがあるかも。
色と字の大きさで、「意外と知られていない度」をお知らせします。
1.空切り・空バサミは避ける
無駄な開閉はハサミを痛めます。
2.押切はしない
押切をすることで、切れなくなりやすい。
押切だとそもそも切れないハサミがある。
自分の手が疲れる、痛くなる。
3.慣らし運転をする
研ぎたて、新品のハサミは厚切りせず、慣らし運転をする
4.毛以外を切らない。
硬いものを切ると切れなくなる。例えば、ダンボールを切ると一発で切れなくなる。
5.濡れたまま放置しない。
毛管現象により刃先に水が貯まる。錆の原因になる。
6.オイル
長い間使わないときは、オイルを全体に漬ける!!!!
7.金属疲労
よく使うハサミは、2本用意し、かわるがわる使うと金属疲労を防ぎ長持ちする。
8.カット終了後
カットが終わったら、テッシュなどで水分汚れを拭き取る。
セームでひねるように返り刃を拭き取る。
9.ネジのかたさ
ネジの締め過ぎは手が痛くなる。
ネジのゆるめ過ぎはすぐ切れなくなる。
適正は、手が痛くならない程度のキツ目!
10.ネジがゆるんだら
実は、ネジがゆるみやすいはさみも多い
ゆるんだら、自分でしめる。←コレ重要!!!
11.机に開いて置かない
ハサミはとても繊細です。
開いて置くと、上の刃で下の刃を傷つけてしまうことがあります。
机に置くときは、やさーしく、閉じて置くようにしましょう。
開いて、勢いよく机に置くと、一発でアウトー!です。
ってことで、
これをきっちり守ると、3倍くらい永切れしますよ。