コロナ明けて、回復の上昇モードになっていいですよね。通常営業です。
2022.9.29 10:57
こんにちは。
オオタです。
先々週にコロナになって、
直って、
病み上がりだったわけですが、
体調が良くなり回復して・・・
この時期って、
絶好調へ向かう、体調右肩あがりのいい感じです。
玉鋼(たまはがね)の話です。
玉鋼っていうのは、
日本刀の材料の鋼って考えてください。
理美容のハサミも、
玉鋼じゃないですけど、
鋼という、同じくくりです。
たぶん、似たようなものです。
ちなみに、玉鋼とか言うと、刃物に詳しい方が「玉鋼のはさみつくったら、どうなの~。作って~。」という感じになると思います。日本刀とか、包丁とかだといい感じに切れると思います。
ただ・・・もしかしたら、よく切れない可能性もあり。なぜなら、いまの日本刀は刃物ではなくて美術品だから。1600年以降江戸時代がはじまったわけです。それ以前は戦国時代で刀は大事な武器でした。しかし江戸時代は平和で、武器と言うよりは侍の魂だったわけです。
玉鋼の日本刀や包丁は良く切れそうなんだけど、ハサミにしたら使い勝手は良くないです!(はっきり!)すぐ錆びるよ。笑。すぐ切れなくなるよ。現実的でないくらい高価と思うけど、それはいいかっ!
鋼にの話にもどります。
玉鋼は磁石を使って砂鉄を集めます。
砂鉄は、化学的に酸化鉄って呼びます。
砂鉄をコークス(石炭)と混ぜて焼きます。
窯で、コークス入れて、砂鉄入れて、コークス入れて、砂鉄入れて・・・を繰り返します。
そうすると化学反応が起きて、良い鉄ができます。
それって、化学的に言うと酸化鉄の炭素による還元です。
難しすぎる。
さらに化学式だと
3Fe2O3+CO
↓
2Fe3O4+CO2
↓
(つづく)
こんなことになって、
最後にFe(鉄)ができる。
つまり、最後に純度の高い鉄ができるわけです。
で・・・
これから、
鉄を熱して(鉄を赤らめて)
ハンマーで叩きます。
これ、鍛冶屋さんの仕事です。
(このハンマーで叩いている、赤いやつ)
実は、純度の高い鉄は柔らかくて、脆いんです。
なので包丁の形でも、曲がってしまいます。
で
鉄を鋼にするには、
赤らめて(赤くなるまで熱して)、叩いて、冷やすと硬くなります。
そのあと、包丁の形とか、畑で使う鍬(くわ)の形にするとか、ノコギリにするとか・・・です。
で
鋼材に戻ります。
鋼材は、玉鋼をつくるときに、砂鉄と石炭を混ぜて焼いて化学反応させたわけです。
そんな感じで、
耐摩耗性がいいと言われるCo(コバルト)を入れたり、
焼き入れが上手く行くというV(バナジウム)を入れたり、
刃物になるにはC(炭素)は絶対入っているし、錆びないようにステンレス刃物なのでCr(クローム)も必須です。
何をどの程度いれると、どの程度変わるのか、入れるタイミングは同時なのか別なのか、入れるときの温度は何度なのか、一度変わるとどうかわるのか、など全然分かりません。笑。
むしろ、分かりたいとも思いません。笑。どうでもいいでしょ。切れればいいんだから。笑。
ついでに冷やし方というのも重要で、水に入れて冷やしたり、油だったり、他の液体だったり、、、その冷やしている時間だったり、ノウハウはすごいです。
ああ・・・
終わりの見えない話になってきた・・・
たまはがねってネコみたいでかわいいよね。
(=^・・^=)
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