コロナ明けて、回復の上昇モードになっていいですよね。通常営業です。

こんにちは。

オオタです。

先々週にコロナになって、

直って、

病み上がりだったわけですが、

体調が良くなり回復して・・・

この時期って、

絶好調へ向かう、体調右肩あがりのいい感じです。

 

玉鋼(たまはがね)の話です。

玉鋼っていうのは、

日本刀の材料の鋼って考えてください。

理美容のハサミも、

玉鋼じゃないですけど、

という、同じくくりです。

たぶん、似たようなものです。

ちなみに、玉鋼とか言うと、刃物に詳しい方が「玉鋼のはさみつくったら、どうなの~。作って~。」という感じになると思います。日本刀とか、包丁とかだといい感じに切れると思います。

ただ・・・もしかしたら、よく切れない可能性もあり。なぜなら、いまの日本刀は刃物ではなくて美術品だから。1600年以降江戸時代がはじまったわけです。それ以前は戦国時代で刀は大事な武器でした。しかし江戸時代は平和で、武器と言うよりは侍の魂だったわけです。

玉鋼の日本刀や包丁は良く切れそうなんだけど、ハサミにしたら使い勝手は良くないです!(はっきり!)すぐ錆びるよ。笑。すぐ切れなくなるよ。現実的でないくらい高価と思うけど、それはいいかっ!

鋼にの話にもどります。

玉鋼は磁石を使って砂鉄を集めます。

砂鉄は、化学的に酸化鉄って呼びます。

砂鉄をコークス(石炭)と混ぜて焼きます。

窯で、コークス入れて、砂鉄入れて、コークス入れて、砂鉄入れて・・・を繰り返します。

そうすると化学反応が起きて、良い鉄ができます。

それって、化学的に言うと酸化鉄の炭素による還元です。

難しすぎる。

さらに化学式だと

3Fe2O3+CO

 ↓

2Fe3O4+CO2

 ↓

(つづく)

こんなことになって、

最後にFe(鉄)ができる。

つまり、最後に純度の高い鉄ができるわけです。

 

で・・・

これから、

鉄を熱して(鉄を赤らめて)

ハンマーで叩きます。

これ、鍛冶屋さんの仕事です。

(このハンマーで叩いている、赤いやつ)

実は、純度の高い鉄は柔らかくて、脆いんです。

なので包丁の形でも、曲がってしまいます。

 

鉄を鋼にするには、

赤らめて(赤くなるまで熱して)、叩いて、冷やすと硬くなります。

そのあと、包丁の形とか、畑で使う鍬(くわ)の形にするとか、ノコギリにするとか・・・です。

 

鋼材に戻ります。

 

鋼材は、玉鋼をつくるときに、砂鉄と石炭を混ぜて焼いて化学反応させたわけです。

そんな感じで、

耐摩耗性がいいと言われるCo(コバルト)を入れたり、

焼き入れが上手く行くというV(バナジウム)を入れたり、

刃物になるにはC(炭素)は絶対入っているし、錆びないようにステンレス刃物なのでCr(クローム)も必須です。

何をどの程度いれると、どの程度変わるのか、入れるタイミングは同時なのか別なのか、入れるときの温度は何度なのか、一度変わるとどうかわるのか、など全然分かりません。笑。

むしろ、分かりたいとも思いません。笑。どうでもいいでしょ。切れればいいんだから。笑。

ついでに冷やし方というのも重要で、水に入れて冷やしたり、油だったり、他の液体だったり、、、その冷やしている時間だったり、ノウハウはすごいです。

 

ああ・・・

終わりの見えない話になってきた・・・

 

たまはがねってネコみたいでかわいいよね。

(=^・・^=)

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