オールシザーカットができる店と焼き入れ前

日本刀とハサミ

こんにちは

京都はさみ職人です。

前回の日本刀のつづきです。

この方は、刀鍛冶の月山先生、、かなりすごい先生です。

この白い棒ですが、これが日本刀の原型です。

白いのは泥を塗っているからです。

このあと、

火の中に入れて焼入れをするのですが、

そのとき泥が厚く塗ってあると熱が通りにくく、

うすいとよく熱せられるという原理を使って

日本刀独特の弓状の弧をつくるそうです。

またこの時、刃紋ができるそうです。

ここからの工程は、通常人に見せるものではないようですが、

日本刀に親しんでもらいたいということともあって、、、写真OKを頂きました。

続きは次回に。

今回は「オールシザーカットができる店」について

もともと、日本の美容業界のカットといえば、レザーカットでした。

昔は、カミソリなどで毛を削いでいました。

それがヴィダル・サスーンさんなどの影響もあって、

日本も欧米並みにハサミでカットするようになりました。

現在は、

ハサミでカットするお店が圧倒的だとは思いますが、

まだ、昔ながらのレザーでカットしているところがありますね。

もし、レザーカットが主流になったら、はさみ職人としては転職しないとダメですね。

そのときは、刀鍛冶になろうかな・・・(笑)

じゃあ。また。

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