これさえ押さえておけば、いい仕事ができるハサミの開発秘話

ハサミを作ろう!と考えたと言う話です(笑)

de.

頭の中を整理することにしました。

もし

もうひとりの自分がいて、

彼は

美容師で、

「ハサミがたくさんあって、何を選べばいいかわからない」

という相談をされたとして

「これさえ押さえておけば、いい仕事ができる。」

というハサミはコレだ!と言うコンセプトで考えてみました。

(略して、これさえ)

↑その略し方、ビミョー!

 

↑全体図です。

左下の「四つ巴」のところで説明します。

拡大しました。

僕自身、

メインのカットシザーなら、

5.5インチのメガネが好きなんです。

(好みの問題です)

 

だから、

5.5インチメガネを買ってください!

といいたいけど、

それもねぇ・・・

 

「アタシ、6インチが好き」

という

かわいい美容師さんもいるわけです。

 

さらに、

「アタシ、オフセットしか使えない」

という

かわいい美容師さんもいるわけです。

たぶん(笑)

 

無視できないじゃないですかぁ。

 

これに、

鋼材がどうのこうの・・・

バランスがどうのこうの・・・

ネジとかも重要らしい・・・

値段もいろいろだしなあ・・・

安いからと言ってすぐダメになるハサミは使いたくない。

 

 

「たくさんあって、よくわからん!」爆 打ち上げ花火!

 

みたいなことになりがちです。

 

なので、

いろいろなハサミを研いだり、

いろいろとハサミを切ってきて

いろいろとハサミを見てきた

人間の一人としてお伝えさせて頂きます。

 

実際、

たくさんの技術者にお会いして、

たくさんの方にお話を聞くようにしています。

 

すると、

これがいい!!

というのを教えてくれます。

 

もちろん

コレはダメ!

使ったらダメ!

というのがあります。

 

例えば、

元々ハサミが切れなすぎて、

自分の練習が足りないだろうと思って、

切れないハサミで、練習をするパターン。

 

きっと

この文章を読んでいるアナタなら

「そんな人、いるの?」と、

思わず笑ってしまうのかもしれませんね。

 

実際にいるんですよ!

 

たまたま、

カット講習で、

 

たまたま、

先生のハサミを借りたら、

 

凄く切れたので、

びっくりして、

 

たまたま

翌日

 

オオタに

見みせて・・・

(カット講習の先生は僕もよく知っている方なので)

「◯◯先生のハサミがよく切れたんですけど、私のハサミ見てください」

de.

見ると、

(カット技術以前に、

これだけハサミが切れないと

練習に支障が出るレベルのハサミです。)

という言葉を飲み込んで、

「あまり切れるハサミではないですね。」

 

つまり

・先生はよく切れるハサミ

・生徒はよく切れないハサミ

どちらがカットが上手か?

シンプルです。

先生は技術力もあって、道具も完璧なので、当然カットは上手です。

反対に

生徒は技術力がないのに、さらに道具も悪い、、、

これでは上手にカットできる方がおかしいです。

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 意外とこのケースが多くて、

 カットが上手な人ほど、ハサミにうるさい傾向があります。

 (カットが上手な方へ、うるさいと言ってゴメンナサイ)

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また、

「学生なんだから

親からもらったハサミで、

昔のもので、

高くて、

いいものだから、と言われたハサミ」

この辺も要注意です。

 

本人が美容師で、

親御さんが理容師で、、

もらったハサミが7インチだったりすると、

美容師さんの基本のカットには大きすぎるので、悲劇です。

 

実際、

昔過ぎて、

錆びていたり、鋼が悪かったり、造りがアバウトだったり、、、、

セニングなら、

異様にカット率が高くて使えなかったり、します。

 

なので、

オオタのことを

「アイツが言うのなら、

完璧ということはないかもしれないけど、

まず、ハズレはない。」

という信頼をベースに提案していきたいと思います。

 

まあ、

そんなふうに思って、

試作の材料を注文しました。

 

そして、

ホームページをリニューアルしました。

このホームページ、

一応「京都はさみ職人のハサミのオンライン販売店」なっています。

 

どうするだ?オオタ?

お前はこれから、何をするんだ?

(続く)

 

 

 

 

 

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