京都はさみ職人オオタトシカズ理美容ハサミのオンライン専門店
太陽にセニングをかざすとクシ刃のすき間から、日光がこぼれてきますが、
たくさんヒカリがこぼれてくるほど、ヌケがいいです。
このすき間に毛が落ちるからです。
手元にある私のお気に入りの無印良品の六角ツインペンと並べてみました。
一番太いところが、およそ14ミリでした。
最近は太めのセニングが多くなってきていますね。太めのいいところはパワフルなんですね。ただ、少し重い。
その点、細身は軽いですよ!
手元のはかりで50.5gです。
さらに刃の部分が細いので、持った感じは特に軽く感じるかと思います。
疲れるとか疲れないとか……そういうレベルではなく、
手と鋏の一体感はいいと思います。
カット率は15%-20%くらいです。
ラインがでないので、大きな声では言えないですが、何も考えずに使えるのがいいですね。
二日酔いの時とか……(笑)
さ、
て、
真面目に行きますね!
もし可能なら、お店のスタッフ全員のセニングをチェックしてみてください。
ここまでやっているものは少ないと思います。
よーく見るとクシ刃のスキマが鏡のように写っているのがわかると思います。
細かいところまで磨いています。
「これが切れ味にどう関わるか?」
じ、つ、は、
まったく影響ありません。
見た目の問題です。が、どうせなら、
キレイなのがいいでしょ!
続いて、こちら。
写真を見てください。
わかりますかね?
マニアックな人が見るとわかると思います。
でも、この時点で分かる人って、鋏の営業マンでもほとんどいないんじゃないですかね。
このレベルでピンと来てしまう理容師さんや美容師さんは……正直、やりにくいですね(笑)
ある意味プロのハサミ屋レベル以上だから(笑)
ここです。
細かいですね。
拡大しましょうか。
ここです。
面取りをしています。
ヒカリの加減でなんとなくわかると思います。
一般的には、カクカクしています。
そのカクカクが毛に刺さるわけではありません。しかし、ごくわずかにひっかかります。
毛の表面を剥がすようにひっかかることがあるのです。
これを無くすために、抜けをよくする工夫の一つです。
セニングの抜けを良くするには刃付けも重要です。
もちろん、私オオタが一丁一丁仕上げます。
ダイヤモンドペーストとダイヤモンド砥石で刃付けをします。
ヌケがいいのももちろんですが、
切れ味が良くて、永切れします。
長々と、いろいろと、、、余計なことも書いてきました。
気になる値段ですが……
その前に、CM。
CM終わり。
「オオタさん、ふざけないで下さいっ!ワタシは真面目なんですからっ。
だいたい、そんなアホな妄想しているなら、早く鋏の一丁でも仕上げてくださいっ。」
って声が聞こえてきそうですね。
さ、て、話は戻ります。
新製品につき、限定10丁です。残り5丁。