京都はさみ職人オオタトシカズ理美容ハサミのオンライン専門店
カット率30%-40%で、切った感じの好みは?
ワンポイント:ヌケの良いセニングの三条件
その違いって、なーに?って思ったら、下に↓
セニングの切った感じは、
カット率30%-40%の場合、
大きく分けると3種類あります。
A. ザクザク。
⇒セニングするのがうれしい。
B.きっちり捉えて計算カット
⇒下手をするとミシミシになってしまう。
C.ミシミシ。
⇒いかにも毛を傷めている。
まずC。これはやめたほうがいいです。毛を傷めてしまいます。それにすぐ切れなくなります。こういう切れ味は安い物に多いですね。お客さんの髪を切ると罪悪感が出るから、辞めたほうがいいです。
Bは、きっちり毛を捉えるので、きっちりセニングのラインがでます。
刃の形状は直刃です。
↑右側の真っ直ぐな方
ラインでやすいので、上級者向きでしょう。
そのラインを計算しながらカットしていくという、玄人好みかもしれません。
A。セニングを入れたとき心地良いです。
↑左の笹刃のタイプ。30%くらいまでは柔らかく優しく切れます。
それを超えると柔らかさが薄まり、しっかりと毛も落ちるので「毛量を調整している」感じが強くなります。
毛量を調整している感が出て、セニングのラインも出にくいのが良い点です。