はさみ用語集

正刃(セイバ)

閉じたときに上に櫛刃がくるセニング。反対は逆刃

ハサミで「セイバ」というと他に静刃がある。動刃の対の静刃である。

seiba-gyakuba

セニングでは正刃の割合が多いです。8割以上です(2012年現在)。

正刃と逆刃、どちらが使いやすいか?

それは、使い慣れている方です。

当たり前ですが、使い慣れている方が圧倒的に使いやすいです。

逆に、使い慣れていない方は、「全く使いものにならない」くらいに感じるかもしれません。

慣れないほうだと、ひっかかる感じが強くでます。

それは、知らず知らずのうちに、そのセニングのクセや使い方を習得してしまうためです。

セニングは切ったあとヌクとき、くし刃側に毛を押す感じにするとひっかかりが少ないです。

正刃の場合だと下に引くようにするとひっかかりにくいとか、逆刃の場合は上とか、、、そのような使い方しだいで、ヌケのいい方向があります。

もし、正刃を使っていて、逆刃にトライしようとしていらっしゃれば、自分の手の動きを観察してみてみるといいと思います。

正刃・逆刃、それぞれメリット・デメリットがあります。

そのため、メガネのセニングは、ひっくり返して正逆使えるので、便利です。