押切り
押して切るとは、押し切りのクセのことです。
ハサミを閉じるときに親指を押しだすように切るクセです。
親指をこねるようにして開閉している状態です。
(誤解しやすいですが、ひき切りの反対ではないです。)
下の写真の赤の向きに押し出すようにハサミを閉じるのが押切です。
実際は、黄色の矢印のように閉じるかと思います。
理想は、青の矢印のように真下に落とすようにです。
もちろん、横に持って使う時は、真横に閉じるのが理想です。
青の矢印がいい動きですね。
赤の矢印だと押切になりますね。
小学校のときつかった文房具ハサミは押して切っても問題ありません。
むしろ押さないと切れなかったりすますね(笑)
しかし、仕事で使う、よく切れるハサミは押切はよくないです。
特に良くないハサミというのもあります。
昔のひとが言ったように「バカとハサミは使いよう」です。
わざと押してみたり、逆にわざと引いてみたりするとポイントがわかりやすいです。