日本刀焼入れとハイス鋼
2016.11.21 18:01
こんにちは
ハサミ職人です。
日本刀の焼入れの流れです。
これを火に入れます。
すごく熱くします。
思いっきり熱を加えます。
刀が赤くなるほどです。
写真はその前の段階です。
次回はその赤くなっている刀の写真をのせますね。
さ
て
、
以前のハイス鋼の説明では、ハイスピードで使う鋼ですと説明しました。
ハイスピードのハイスです。
特に理美容ハサミ用の鋼というわけではなくて、
どちらかというと、工場で使うような工業製品用途に感じます。
で、
ハサミにハイス鋼って書かれているハサミですが、
やはり鋼は硬くて、毛に負けること無くよく切れるイメージがあります。
ハイス鋼って書かれていましたが、粉末系(スーパーゴールド鋼)のものと同じような印象を受けています。
ちなみに、この「ハイス鋼」の位置づけですが、
例えば、こんなのがあるとします。
生物>動物>人間>日本人
生物のなかの、動くのが動物で、、その中に人間がいて、、、いろいろな人間がいて、その中に日本人がいるという意味です。
鋼で言うと、
鋼>ステンレス鋼>ハイス鋼>スーパーゴールド鋼
って感じです。
少々、真面目過ぎたという反省を残して。
じゃ。また!