K’S YA-55
ふっくらした太めの刃なんですが、
かわいいですよね。
って話ではなくて、どんなふうに切れるんだ?って話です。
(後半に続く)
K’S YA-55を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- ハマグリ刃 太めの直刃に近い柳刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- シンプルなメガネ
はさみ職人's EYE
今回のハサミは太めの5.5インチです。
太めのハサミの場合、柔らかく切れます。
それはそれで、イイ感じです。
が、
その反対もあります。
柔らかく切れる反面、毛がすべり(毛が逃げる)がちです。
つまり
良い面:柔らかく切れる
悪い面:毛が滑る
です。
「じゃ、どのくらい滑るの?」と疑問に思う人もいると思います。
それは、
そのハサミの太さや長さのバランスと刃付け(研ぎ)で変わります。
「じゃ。オオタさん的には、このはさみはどうなの?」
普通に研ぐと
刃先は滑って使いにくいかと思います。
その手前までは、柔らかくすごくいい感じです。
なので、
毛が滑りにくいように研ぐと、〇です。
注意点としては、
もともと滑りやすいのを、刃付けというテクニックで調整しているので、切れなくなる時は毛が逃げるようになります。
そうなったら、研ぐサインですね。
研げばよくなります。
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