OOTA ZS.FLOW
櫛刃の先端が「W」にしているセニングです。
カット率は25%です。
多少気を抜いてもセニングのカットラインが出ないタイプです。
または、もっと気を抜いてもラインがでないです。
なので、毛量を思いっきり減らそうとしてガンガン梳いても大丈夫です。
いいセニングですね!
なので、人気があります。
櫛刃の先端をさらによく見ると・・・って話です。
OOTA ZS.FLOWを研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- 30W目 ハマグリ刃
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- ラクダのメガネ
はさみ職人's EYE
櫛刃の先端をよく見ると、、、という話ですが、よく見てください。
vvとなっているんですが、
もっとよく見ると、vVこんなかんじ。
小文字vのあとに大文字Vがあります。
微妙にずれているので、セニングのラインが出にくいってことです。
最近のセニングはこんなかんじが多いので、
知っている方も多いでしょうね。
なので、
ディープなところ、行きます?
この2スキと呼ばれる櫛刃を世に出したのは、
恐らく「サントク?」
ど忘れ・・・
そんなブランドのハサミでした。
推定1980年です(笑)
最近見ないんですが、結構古いハサミです。
その直後(推定1990年)くらいに、ナルトシザーが出してきたと思います。
見た感じサントク?の方が古かったので、そういう見方をしてます。
(違っていたらごめんなさい。)
で、
これ特許申請とかしてなかったんですかね・・・していたんですかね・・・
よくわからないのですが、
で、
推定2000年、ある材料メーカーさん(材料としてのハサミです。より鉄みたいな感じ)が特許をとりました。
今は2021年だから、、、それなりに歴史がありますね。
ちなみにですが、
むかーしのセニングって、
相当むかしですが、
両方とも櫛刃のものだったようです。
これも
いろいろな古いハサミを研いでいての実感ですが、
すごく古いなあというスキバサミは両櫛タイプが多いです。
ちなみに、
動刃と静刃の櫛がどれも微妙にずれていて、、、
昔だからしょうがないと思ってみてます。
これは推定50年前とか、もっと前かも・・・戦前とか?
ちなみに
ですが、
そのころのヘアースタイルって、
セニングあまり使っていなかったじゃないかなあ。
前髪ぱっつんとか
きっちりとそろえるとか・・・
だいたい
バブル時代はみんなワンレングス、ボディコンでした(ちょっと言い過ぎかな?)
なので、
「むかしセニング使わなかったすよ。
真っすぐ切ることができたら、OKだったんで。
みんなワンレングスだった。」
と言っていた美容師さん(♂。推定昭和49年生まれ。)がいました。
長くなりそうなので、このくらいでやめておきます。
じゃ。また!
コメント