Personl PBH30
名入れについて
だいたいのハサミには名前が書いてあります。
メーカーの名前とか、ブランドの名前とか、品名ということもあるし、自分の名前を入れてもらっているという場合もあります。
で、
それって、
マジックで書いている、、あるわけではないです。
もちろん鉛筆ってことでもないわけで(笑)
じゃあ、なんだ?って話です。
私の知っている範囲でいくと、5種類くらい・・・えーそんなに????ってことで(後半につづく)
Personl PBH30を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- セニング 30W目 はまぐり刃 笹刃
- ネジ
- 出っ張りタイプ ネジはしめよう
- ハンドル
- シンプルなオフセット
はさみ職人's EYE
これははさみの裏側ですね。
PBH30と書かれています。
ハサミに名前を書く方法は6つあります。
1.手彫り彫刻
すごく少ないですが、金属用彫刻刀のようなもので彫るタイプです。
(今はほとんどないと思います)
もうひとつ「鏨(たがね)」というやつで、彫るケースもあります。
(これもほとんどないです)
昔の刃物の名入れはすべてこれです。日本刀とか包丁とか、大工道具のノミカンナとか、華道の鋏もこれだったと思います。
2.昔の機械式の彫刻
予め版をつくって、そこをなぞると、なぞった跡がハサミに彫刻されるというケースです。
上の写真の文字はコレかなあ。深く入れることができるのが特徴で、深い分塗料を注すことができます。
3.化学反応
名入れ用のシールを貼って、化学の液体に入れて、化学反応させるという方法です。
あまりきれいに入らないからか、最近はあまり見ないです。
4.サンドブラスト
小さな砂を吹き付けて削る彫刻です。
平面だけでなく、曲面でも彫れるのがいい点です。
5.針でバチバチ
名入れ用の針でバチバチと打ち付ける方式です。打刻機というらしいです。
機械ですが、車一台に満たない金額で買えるのがいい点です。
6.レーザー
レーザー光線のレーザーです。
戦争で使えば殺人兵器ですが、ハサミに使えばレーザー彫刻です。
(↑オオタ、うまいこと、言ったんじゃないですか?)
機械自体は高価ですが、時間がかからないで彫ることができるのがいい点です。
その他として、
立体的なプラスチックシールを貼るとか
アルミを貼るとか、
ありますね。
あと、ポンチもありました。
名前の入った金属のハンコをハンマーでたたいて、名前を入れるというやつです。
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