胡蝶 CVC-70RS(2)
小指をかける指掛け。
使っているうちにゆるくなって、「すぐ取れる。」ことってありますよね。
どうすればいいんでしょうか?
胡蝶 CVC-70RS(2)を研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- 柳刃 カーブ刃(R刃)
- ネジ
- 埋め込みタイプ
- ハンドル
- シンプルなメガネ
はさみ職人's EYE
今回のお客様からのリクエストはこんな感じでした。
こんなメモだと100点満点でわかりやすいですね。
指かけがとれやすいとのことでした。
この指かけ、
ねじ式になっています。
なので、きつく締めればOKです。
↑そんなのあたりまえやん!知ってるし!
どうやって締めるかというと、
「ファイトー!一発!」と大きな声を出して、気合を締めます。
↑いやーん。そんなの恥ずかしいやん!無理やし!
それでも、緩みそうなら、
ペンチを使うといいです。
↑そんなの壊しそうやん!あたし力あるし!
ペンチは小さいもので十分です。
↑そんなの、もうやったし!それでもあかんし!
別の方法もあります。
接着剤ですね。
アロンアルフアとか、
ネジのゆるみ防止用接着剤もいいです!
↑そんなの、固まりすぎて、緩まなくなるやん!
そうです。緩まなくなるので、良いことです!!
↑そんなの、もし何かあったら、心配やん!
その気持ちもわかります。
もし何かあったら、心配ですね(だいたい、ないですけど。笑。)
そのときはオオタに連絡してください。
だいたいのことは解決できます。
↑そんなの、そうするけど、それでも緩まなかったらどうする?
まあ、想像のつかないことで緩めないといけなかった場合は、ペンチを使えば緩めることができます。
最悪、溶接して完全に固めてもペンチで緩めることができました。
(溶接って、こういう火花がでるやつです。鉄を溶かしてつなぎます。)
実は、お客様の要望で溶接して緩めないようにして、磨き屋さん(ハサミの磨きを専門にしている職人さん)に出して、この磨き屋さんに溶接でつないでいるということを伝え漏れていて、間違ってペンチで外してしまった事件があるからです(笑)
↑そんな長い文、書くことができるんだね。
そういうんじゃなくて、なんかもう少し簡単にできない?
緩み止めゴムパッキンを取り付けるといいです。
こうすると、緩みにくく簡単に緩めることができます。
このゴムパッキンの取り付け、すごくテクニックが必要です。(なのでやっているところないと思う)
うちの場合、スタッフやりますので、メモで指示ください。
ってことで、
指かけがとれやすかったら、試したり、依頼してみたり、放置してみたり(笑)・・・してください。
もし・・・心配でしたら、オオタまで(^^)
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