ドライカット
乾いた毛のカット。
反対はウエットカット。ウエットカットの場合あまりに一般的なので、あえてウエットということもないかもしれません。
一般的に毛が濡れた状態で大まかな形をつくり、その後乾いた状態で細かい調整をする。
ちなみに、もしアナタが理美容師さん以外だったとして、豆知識。
なぜ毛を濡らすか?それはカットしやすいからです。
まず毛が柔らかくなり、するとハサミがサクサク・スタスタと気持ちよく進みます。
そして、ちょっとしたクセなどがのばすことによって、そろえて切ることができるのです。
(寝ぐせを直すイメージです)
逆にドライだと、乾いたときのクセを再現できます。
つむじや毛の流れとか、、同じようにそろえても毛がたまりやすいところとかあるので、その調整をしたりするのです。
ドライカットには、ハサミをスライドさせるスライドカットやハサミを振って使うストロークカットがあります。
ただ単に毛が乾いた状態できるカットは、ドライカットかもしれません。
しかし、ハサミ屋さんに伝えるときにドライカットというと、アホな鋏屋さんだと「ああ、スライドさせたりストロークしやすいハサミだな。」と思ってしまうので、注意するといいです。
そのときは、「ドライで切るけど、ストロークとかスライドはさせません!」というといいですね。
逆にストローク、スライドの専門のハサミであれば、「専用で使う」とはっきり伝えるといいハサミと出会うことができます。