逆刃(ギャクバ・サカバ)
閉じたときに棒刃が上にくるセニング。反対は正刃のセニング。
逆刃と書いて、ギャクバと呼ぶことが多い。まれにサカバと呼ぶこともある。
理容室でカリアゲなどのぼかしに使われることが多いです。
正刃と逆刃、どちらが使いやすいか?
それは、使い慣れている方です。
当たり前ですが、使い慣れている方が圧倒的に使いやすいです。
逆に、使い慣れていない方は、「全く使いものにならない」くらいに感じるかもしれません。
慣れないほうだと、ひっかかる感じが強くでます。
それは、知らず知らずのうちに、そのセニングのクセや使い方を習得してしまうためです。
セニングは切ったあとヌクとき、くし刃側に毛を押す感じにするとひっかかりが少ないです。
逆刃の場合であれば、ハサミを下に下ろすように抜くといいです。
これが正刃の場合だと逆になりあげるような動きが、ひっかかりにくいのです。
もし、正刃を使っていて、逆刃にトライしようとしていらっしゃれば、自分の手の動きを観察してみてみるといいと思います。