ニワトリ FCX-675
今まで、製造メーカーさんに研ぎを依頼していたそうです。
「前回オオタさんに依頼したときは、ぜんぜん違った」そうです。
何が違うのでしょうか?
想像で考えてみます。
ニワトリ FCX-675を研ぎました
ハサミDATA
6.75インチのオフセット
刃は幅広のがっしりしたハマグリ刃の柳刃です。
ネジはシンプルなマイナスネジ。
ハンドルはシンプルなオフセットです。
はさみ職人's EYE
お客さまのメモです。
こういったフィードバック頂くコメントなどとても参考になります。
ありがとうございます。
今までメーカーさんに研ぎを出していたそうです。
私の研ぎはぜんぜん違った、、、
良いか悪いかはっきり書いてはありませんが、
リピートし続けてくださっているとうことは、「良い」ということで喜んでいます。
今回このような頂いたコメントを出したのは、誰がどのように研ぐのかで、違うということを知っていただきたいと思ったからです。
たまに、、
「このハサミ高かったんですけど、本当に大丈夫ですか?」
って聞く方がいらっしゃいます。
失礼ですね(笑)
私の答えは、いつもだいたい同じです。
「ご心配なら、メーカーさんに戻されることをおすすめします。」です。
最悪、ぐちゃぐちゃにされた場合、同じ代わりのものを弁償してくれる可能性が高いからです。あくまで可能性の問題ですが。
とはいえ、
私は基本的に失敗は許されない世界で生きています。
大きいところは、パートさんが研ぎます。
私は、自分で研ぎます。
HPで顔も出しているし、ちょっとしたミスも怖いです。
だから毎回真剣に研ぎます。
リピートはして欲しいけど、それに期待はしていません。
毎回、これで最後だと思って、思いを込めるようにしています。
で。
長くなりましたが、
メーカーさんの研ぎと私の研ぎの違いは、きっと「気持ち」です。
細かいテクニック的なところも違うとは思いますが、
しかし、それは小さなことです。
もちろん、相性もあるでしょう。
一番の違いは、冗談のようですけど、「気持ち」です。
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