KIKUI 40目メガネ
今日はヒットポイントの話です。
ヒットポイントって、指穴のところのゴムです。
そう。平たく言えば、ゴムです(笑)
ゴムがないと、
カチカチ音がでます。
金属なんで・・・当たり前ですが・・・
それ以外にも影響があります。
例えば、ヌケとか・・・。(後半へつづく)
KIKUI 40目メガネを研ぎました
ハサミDATA
- 刃
- 櫛刃:40目 棒刃:はまぐり刃 直刃
- ネジ
- 埋め込みタイプだけど出っ張りタイプ
- ハンドル
- シンプルなメガネ
はさみ職人's EYE
この写真はビフォーです。
ヒットポイントが付いていないですね。
さあ、ヌケについて、どんなふうになっているでしょうか?
まあ・・・良くなるか、悪くなるかくらいしか答えはないけど(笑)
なんとなく、よくなるという答えはなさそう・・・
では、答えです。
①ヒットポイントがないのがわかります。
②棒刃と櫛刃の重なりが深い状態です。
閉じているこの状態で、背景のグレーが刃先に向かって、面積が小さくなっています。
これでは、ヌケが悪いです。
で。ヒットポイントが取り付けられました。
↓↓↓↓↓↓
刃先の隙間も面積が広がりました。
ビフォーよりは良くなり、元に戻りました。
ヌケが良くなったのがわかるでしょうか。
「イヤイヤイヤ・・・・
俺っち、そんな毛量取らねぇし・・・
ちょっとだけ、つまむくらいの微妙な調整用だし・・・
ヌケとかカンケーねぇし・・・」
と言っちゃう方!!!
そのとーり。
毛束をそんなに取らない場合は、ヌケ加減は、それほど関係ないかも・・です。
使い方次第ですね。
ということで、
セニングの場合、ヒットポイントがないってことは、ヌケがわるいよって話でした。
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